目の紫外線対策完全ガイド|メガネ・サングラスで大切な眼を守る方法
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「紫外線(UV)対策」というと、日焼け止めを塗ったり、帽子や日傘を使ったりと、肌を守ることをイメージする方が多いのではないでしょうか。
しかし、紫外線の影響を受けるのは肌だけではありません。私たちの目も毎日紫外線を浴びており、長年蓄積することでさまざまな目のトラブルにつながる可能性があります。
近年は猛暑日が増え、春先から強い紫外線を感じる日も珍しくありません。屋外でのレジャーやスポーツはもちろん、車の運転や通勤・通学など、日常生活の中でも紫外線対策の重要性が高まっています。
とはいえ、「目の紫外線対策は何をすればいいの?」「サングラスなら何でもいいの?」と疑問をお持ちの方も多いでしょう。
この記事では、目に紫外線対策が必要な理由や、紫外線から目を守る方法、メガネやサングラスを選ぶ際に知っておきたいポイントを分かりやすく解説します。
紫外線対策メガネの選び方|UVカットの仕組みと失敗しないポイント
なぜ目の紫外線(UV)対策が必要なのか

肌の日焼け対策を意識していても、目の紫外線対策までは十分にできていないという方は少なくありません。しかし、目も肌と同じように紫外線の影響を受けています。
紫外線は目の表面だけでなく、水晶体にもダメージを与える可能性があるとされており、長年浴び続けることでさまざまな目のトラブルのリスクを高める要因の一つと考えられています。
環境省が公表している「紫外線環境保健マニュアル2020」では、紫外線は皮膚だけでなく目にも影響を及ぼし、長年浴び続けることで目の病気のリスクを高める可能性があると紹介されています。
目は一度強い紫外線を浴びたからすぐに病気になるというものではありませんが、毎日の積み重ねが将来の目の健康に影響する可能性があるため、日頃から紫外線対策を意識することが大切です。
紫外線は一年中降り注いでいる

「紫外線対策は夏だけ」と思われがちですが、実際には一年を通して紫外線は地表に届いています。
特に春先から紫外線量は急激に増え始め、5月から8月頃にかけてピークを迎えます。そのため、本格的な夏になる前から対策を始めることが重要です。
また、曇りの日でも紫外線は雲を通過して地表まで届きます。「今日は曇っているから大丈夫」と油断せず、季節や天候にかかわらず紫外線対策を心掛けましょう。
さらに、標高の高い場所では紫外線量が増えるほか、水面や雪面からの反射によって目に届く紫外線が強くなることもあります。登山やスキー、海辺でのレジャーでは、より一層の対策が必要です。
紫外線が目に与える影響

紫外線を長時間浴び続けることで、目にはさまざまな影響が及ぶ可能性があります。
代表的なものの一つが『紫外線角膜炎』です。海や雪山など紫外線が非常に強い場所で長時間過ごすと、角膜が炎症を起こし、目の痛みや充血、涙が止まらないなどの症状が現れることがあります。
また、長年紫外線を浴び続けることは、『白内障』のリスクを高める要因の一つとされています。白内障は加齢によって発症することが多い病気ですが、紫外線の蓄積も発症に関係すると考えられています。
さらに、白目の組織が黒目へ伸びてくる『翼状片(よくじょうへん)』も、紫外線との関連が指摘されている病気です。
病気だけでなく、「日差しがまぶしい」「夕方になると目が疲れやすい」といった症状も、紫外線や強い光が影響している場合があります。
子どもの目も紫外線対策が大切

紫外線対策というと大人が意識するものと思われがちですが、子どもの目も紫外線から守ることが大切です。
子どもの目は大人よりも紫外線の影響を受けやすいとされており、外で遊ぶ時間が長いこともあって、多くの紫外線を浴びる機会があります。
日本眼科医会では、子どもの近視予防のために屋外活動を推奨する一方で、強い直射日光では紫外線や熱中症への配慮も必要であり、木陰を利用することや、帽子・サングラスを使用しても屋外活動の効果は得られると紹介しています。
また、環境省でも、子どもは屋外で元気に活動することが大切である一方、日差しの強い時間帯を避けたり、帽子などを活用したりするなど、年齢や生活環境に応じた紫外線対策を推奨しています。
屋外スポーツや部活動、海や山でのレジャーなど、長時間紫外線を浴びる場面では、帽子に加えてUVカット機能を備えたスポーツサングラスを活用することも、目を守るための有効な選択肢の一つです。
参考資料
・環境省「紫外線環境保健マニュアル2020」
・日本眼科医会「気をつけよう!子どもの近視」
紫外線(UV)対策にはどんな方法がある?

目を紫外線から守る方法は、メガネやサングラスだけではありません。生活スタイルや外出する時間、過ごす場所に応じて複数の対策を組み合わせることで、より効果的に紫外線を防ぐことができます。
代表的な紫外線対策には、次のようなものがあります。
- 帽子を着用する
- 日傘を活用する
- 紫外線の強い時間帯の外出を控える
- 日陰を利用する
- UVカット機能付きのメガネやサングラスを着用する
- UVカット機能付きコンタクトレンズを使用する
この中でも、目を直接保護できるのがメガネやサングラスです。
帽子や日傘は上から降り注ぐ紫外線を軽減できますが、地面や建物から反射した紫外線までは十分に防げないことがあります。そのため、屋外で長時間過ごす場合や運転、スポーツ、レジャーなどでは、UVカット機能を備えたメガネやサングラスを併用すると、より効果的な紫外線対策につながります。
紫外線(UV)対策メガネ・サングラスを選ぶポイント

紫外線対策のためにメガネやサングラスを選ぶ際は、デザインや色だけでなく、紫外線をどの程度防げるのか、どのような場面で使用するのかを考えることが大切です。
「色が濃いサングラスなら紫外線をしっかり防げる」と思われる方もいますが、実際にはレンズカラーだけでは紫外線対策の性能を判断することはできません。
ここでは、紫外線から目を守るために確認したいポイントをご紹介します。
UVカット性能を確認する
紫外線対策メガネやサングラスを選ぶ際に、まず確認したいのがUVカット性能です。
一般的には、「UV400」や「紫外線99%以上カット」といった表示を確認するとよいでしょう。
UV400とは?

UV400とは、波長400nm以下の紫外線をカットする性能を表す表示です。
紫外線にはUVAやUVBなどがありますが、地表に届く紫外線は主に400nm以下の波長です。そのため、UV400対応レンズであれば、日常生活で浴びる紫外線対策として十分な性能が期待できます。
UV400や紫外線カット率についてはこちらの記事をご参照ください。
紫外線カット率とは?
紫外線カット率とは、レンズが紫外線をどの程度遮断できるかを表したものです。
例えば、「紫外線99%カット」と表示されたレンズは、紫外線の99%をカットする性能があることを意味します。
紫外線対策としては、UVカット率が高いレンズを選ぶことが重要ですが、同時に使用する場面や掛け心地なども考慮することが大切です。
【サングラス選びで知っておきたい基礎知識】可視光線透過率と紫外線透過率について
レンズの色の濃さだけで選ばない

サングラスを選ぶ際、「レンズの色が濃いほど紫外線を防げる」と考える方も多いですが、これは必ずしも正しくありません。
重要なのは、レンズカラーではなくUVカット機能が備わっているかどうかです。
UVカット機能がない濃い色のサングラスの場合、目に入る光が少なくなることで瞳孔が開き、かえって紫外線が目の中に入りやすくなる可能性があります。
一方で、UVカット機能を備えた薄い色のレンズでも、紫外線対策を行うことは可能です。
そのため、サングラスを選ぶ際は「色の濃さ」ではなく、「紫外線をどれだけカットできるか」を確認することが大切です。
顔に合ったフィット感も重要
紫外線対策では、レンズの性能だけでなく、メガネやサングラスの形状も重要です。
顔との隙間が大きいフレームでは、正面からの紫外線を防げても、横や上から紫外線が入り込む可能性があります。
特に屋外スポーツやレジャーで使用する場合は、顔を包み込むような形状のフレームを選ぶことで、より広い範囲をカバーできます。
また、長時間使用するサングラスでは、ズレにくさや掛け心地も大切です。
どれだけ性能の高いレンズでも、掛けることがストレスになってしまうと、使用する機会が減ってしまいます。
メガネフレームのサイズ選び方についてはこちらをご参照ください
使用するシーンに合わせて選ぶ

紫外線対策メガネやサングラスは、使用する目的によって適したレンズやフレームが異なります。
日常生活・通勤
普段使いでは、自然な見た目の透明レンズや薄いカラーのレンズが使いやすいでしょう。
室内でも外でも掛け外しを減らしたい方には、紫外線量によって色が変化する調光レンズも選択肢になります。
車の運転
車の運転では、紫外線対策だけでなく、路面やフロントガラスからの反射光によるまぶしさを抑えることも重要です。
このような場合には、偏光レンズが適していることがあります。
ゴルフ・釣り・登山などのアウトドア
長時間屋外で過ごす場合は、紫外線をしっかり防ぐことに加えて、視界の快適さも重要になります。
スポーツ用サングラスや、用途に合わせた機能レンズを選ぶことで、より快適に活動できます。
【釣り用サングラスブランド「Zeque(ゼクー)」】レンズカラーガイド編|各レンズの特徴を徹底解説します!
お子さまのスポーツや外遊び
屋外で過ごす時間が長いお子さまの場合、帽子などの対策に加えて、UVカット機能を備えたサングラスを活用する方法もあります。
特に、野球やサッカーなど長時間屋外で活動するスポーツでは、目を守るためのアイテムとして検討するとよいでしょう。
紫外線対策メガネ・サングラスは専門店で相談しよう

紫外線対策メガネやサングラスを選ぶ際は、「UVカット機能があるか」だけでなく、使用する目的や見え方、掛け心地まで考えることが大切です。
例えば、
- 普段使いなのか、アウトドア用なのか
- 運転で使うのか、スポーツで使うのか
- まぶしさを感じやすい原因は何なのか
- 度付きサングラスが必要なのか
によって、適したレンズやフレームは変わります。
眼鏡作製技能士が在籍する眼鏡店では、視力測定だけでなく、生活スタイルや使用環境を確認しながら、一人ひとりに合ったメガネ選びをサポートできます。
紫外線対策は、ただ「紫外線をカットする」だけではなく、毎日快適に使い続けられることも大切です。
自分のライフスタイルに合った一本を選ぶことで、目を守りながら、より快適な視生活につながります。
まとめ|これからの時代は「目の紫外線対策」も習慣に

紫外線対策というと肌を守ることを意識しがちですが、これからは目の健康を守るための対策も大切です。
環境省でも、紫外線による健康への影響や、日常生活での紫外線対策の重要性について紹介しています。
UVカット機能を備えたメガネやサングラスを上手に取り入れることで、日差しによるまぶしさを軽減しながら、快適な視生活につながります。
使用する場面やライフスタイルによって適したアイウェアは異なるため、自分に合った一本を選ぶことが大切です。
これからの紫外線が強い季節に向けて、肌だけでなく目の紫外線対策も習慣にしてみてはいかがでしょうか。
ライフスタイルに合わせたフレーム・レンズのご提案ができる『メガネの一真堂 飯田本店』
「メガネの一真堂 飯田本店」には、国家資格である「眼鏡作製技能士」が在籍しており、お客様一人ひとりの目の状態やライフスタイルに合わせたメガネ選びをサポートしています。
紫外線対策を目的としたメガネやサングラスも、使用する場面によって適したレンズやフレームは異なります。日常使いなのか、車の運転なのか、スポーツやアウトドアで使用するのかなど、お客様の生活スタイルを丁寧に伺いながら、より快適にお使いいただける一本をご提案いたします。
また、見え方だけでなく、長時間掛けても負担になりにくいフレーム選びやフィッティングまで丁寧にサポートいたします。
さらに、購入後も安心してメガネをお使いいただけるよう、メガネの調整やクリーニング、定期的な視力チェックなどのアフターケアも無料で行っております。
「どのような紫外線対策メガネやサングラスを選べばよいか分からない」
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という方は、ぜひお気軽にご相談ください。
視覚検査をご希望の方は、ご予約の上ご来店いただけますと、より丁寧にご案内いたします。
