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LENSレンズ

アシストレンズ|ASSIST LENS

現代の生活では、スマートフォンやパソコンなどのデジタルデバイスが私たちの日常生活や仕事に欠かせない存在となりました。個人差はありますが、平均して1日に3時間以上もの時間をスマートフォンやパソコン、テレビの画面を見ることに費やしています。しかし、この長時間の画面閲覧は、目に負担をかけ、眼精疲労やスマホ老眼を引き起こす可能性があります。

そこで、ご紹介したいのが「アシストレンズ」という進化したレンズです。アシストレンズは、スマホやパソコンなどのデジタルデバイスをよく使用する方にとって、目の負担を軽減し、より快適な視力を保つために活用できるレンズです。

スマホ老眼に関してはこちらをご覧ください。
スマホ老眼ってなに?若くても起こるスマホ老眼の原因と対策

アシストレンズとは

アシストレンズ

アシストレンズとはスマホやタブレットなどデジタルデバイスを見る機会の多い、若年層に向けられたレンズです。
遠方が見えにくいのでメガネをかけると思いますが、遠方を矯正した度数で近いところを見ると調節力が必要になります。その調節力の補助をしてくれるのがアシストレンズとなります。
近いところを見る時にファンクションエリアで近方を見やすくアシストしてくれます。
アシストレンズではない、いわゆる遠用の眼鏡は遠方を矯正する度数がメインとなっていますので、長時間近いところを見ていると、調節力も長時間必要になるため、眼精疲労や肩こり、スマホ老眼のような症状が出る可能性があります。

調節力を使うとはどういうこと?

遠くを見るとき

眼の調節力

近くを見るとき

眼の調節力

眼の水晶体の厚みを変えるときに使われる筋肉を毛様体筋と言います。人はこの毛様体筋を使って、遠くを見る時は毛様体筋がリラックスして水晶体を薄くし、近くを見る時は毛様体筋が緊張して水晶体を厚くさせ、ピントを調整しています。この毛様体筋に加わる力のことを「調節力」と言います。
調節力を使いすぎると毛様体筋に負荷がかかり、眼精疲労に繋がります。この調節力を使いすぎないようにアシストしてくれるのが、「アシストレンズ」です。

もしかして老眼?老眼鏡(メガネ)を用意する前に知っておきたいことをお伝えします。

こんなかたにおすすめ

  • 仕事や趣味で、長時間パソコンを使用すると眼が疲れることがある
  • スマホを使うと眼が疲れる
  • ふと近くを見た時に、ピントが合いにくいことがある
  • パソコンやスマホを長時間使っていたあとに、遠くを見るとピントが合いにくい
  • 近い所が見づらくなっているが遠近両用にしようか迷っている

上記に当てはまる方は長時間、近方を見ることが多いことや調節力を酷使している場合があるので、アシストレンズを検討されることをおすすめします。

アシストレンズと遠近両用レンズの違い

アシストレンズも遠近両用レンズも同じ累進レンズですが、構造が違います。
アシストレンズは遠方と近方の二段の構造ですが、遠近両用レンズは遠方、中間、近方の三段構造になっています。

遠近両用レンズ

遠近両用レンズ

遠近両用レンズでは遠用から近用まで度数が変化していきます。そのため、レンズ全体ですべてが良く見えるのではなく、場所に応じて見え方が変わってしまいます。レンズの白い部分(レンズの左右の端)は特にゆがみが出やすく、見えにくい場所です。メインで使う場所ではありませんので、通常に使う分には問題ありませんが、遠用度数と近用度数の差が増えるほどゆがみを感じやすくなってきます。

詳しくは遠近両用などの累進レンズをまとめたこちらをご覧ください。

アシストレンズ

アシストレンズ

遠近両用と違い、アシストレンズは遠用と近用のみ。アシストレンズは全方位の眼の動きを考慮した設計なので、レンズのすみずみまできれいに見えます。レンズの中心部から視線が左右に移動した場合でも、ゆがみが少なく、常に快適な視界が得られます。若い世代のデジタルデバイスを活用しているかたや老眼を感じてきているかたにおすすめのレンズです。

遠近両用レンズとアシストレンズの大きな違いは視野とゆがみの違いです。
アシストレンズの方が視野が広くゆがみが少ないことが特徴です。

視力や年齢、ライフスタイルに合わせて選べる3タイプ

ライト

アシストレンズ

10代へおすすめ。メールやアプリ画面など、ついついスマホを眺めてしまいがちの方や動画を長時間視聴する方。

ミディアム

アシストレンズ

20代へおすすめ。仕事や、車の運転など、視線移動が多く、ピントが合いにくいと感じる方。

ヘビー

アシストレンズ

30代以上へおすすめ。パソコンや読書など、手元を見ようとしたときに見難さを感じる方や長時間のデスクワークの方。

眼の疲れは、首や肩など身体にも影響します。またスマホ老眼などの疲れにも繋がります。アシストレンズで目を酷使しないようにケアしていきたいですね。