FRAMEフレーム
ジャポニスム|JAPONISM
今、メガネ雑誌でよく取り上げられているブランドフレーム『JAPONISM』。
1本1本を職人が手がけ、日本最高技巧を凝らし作られるフレームから放たれる「凛」としたデザイン。
機能性と実用性、そして遊び心も兼ね備えたフレームは、ビジネスにもカジュアルにも使え、特に男性人気を博しています。
今回はそんなブランド『JAPONISM(ジャポニスム)』を紹介させて頂きます。
ジャポニスムブランドヒストリー
1984年創立から、メガネフレームのデザイン企画会社として、アパレルメーカーや眼鏡商社やOEMを手がけた経験をもとに、 世界に誇る日本の美と世界水準を取り入れた眼鏡をワールドワイドにアピールする為に、1996年に眼鏡の総合展示会IOFTでハウスブランド『JAPONISM』を発表しました。
2006年でブランド設立10周年を迎え、進化し続ける独自のデザインと機能性。その造形を世界最高品質を誇る日本・鯖江で―――。
その思いを強く持ち、高い感性と熟練工たる作り手がお互い刺激し合う本物の眼鏡づくりをしています。
※ JAPONISM・・・19世紀末、日本美術が西洋美術や欧米ファッションなどに影響を与えたムーブメント「ジャポニスム」に由来します。
※ OEM・・・他社ブランドの製品を製造すること
ジャポニスムコンセプト
高品質、シンプル、そしてフレームそのものの存在感。デザインだけで終わらない機能性と実用性、さらに遊び心をエッセンスに、
『機能的な要素が自然な形状に内包されたフレーム。シンプルながらも存在感のあるフレーム』を提案し続けています。
日本人の顔の形状を究めた日本人のための掛け心地
アジア人の顔立ちは欧米人に比べ、平坦な場合が多く、眉間が低く平たい為、インポートフレームではメガネがずり落ちやすくなります。
女性の場合いは、マスカラを塗ったまつ毛に当たってしまう問題も出てきます。
JAPONISMは日本人の顔の形状を研究し尽くし、オリジナル制作のノーズパットや、テンプルに弾力性をもたらすβチタン製の板バネを用いるなど、
細やかな機構を施すことで日本人の顔に馴染む、しなやかな掛け心地を実現。そして、奥行きのあるデザインで顔に立体感を生み出します。
細部に宿る 職人の妙技
JAPONISMのメガネフレームは、製造・加工が難しく、職人により1つひとつ丁寧に作られています。
例えば、JAPONISMの代名詞の1つである「油圧プレス」。この技術をプラスチックのメガネフレームに用いることが出来るのは、日本でたった1つの工場だけ。
内外不出のこの技術により、エッジィなフォルムやボリューム感のある丸み、成型品では不可能な色柄、見る角度によって表情を変える造形など、様々なデザインを表現できるのです。
日本最高技巧
JAPONISMは、株式会社ボストンクラブが生み出したブランドで、日本が誇るメガネの産地・福井県鯖江市にて作られています。
そのコレクションを手がけるデザイナー・笠島 博信氏のデザインは、常に進化し続け、新モデルの発表ではいつも私達を驚かせてくれます。
日本の美意識を感じさせる独特のフォルムや技巧。その製造は大量生産が難しく、職人により1本1本丁寧に仕上げられます。
ジャポニスムコレクション
High stage(ハイステージ)
全ての制約を取り払い、純粋に新しく美しい眼鏡をデザインしたコレクションです。
無駄を一切省き、突き詰めたものが「美しさ」と「普遍性」。これらを追求し、眼鏡の新しい領域へと足を踏み入れる事を目的とした特別なラインです。
レンズ留め部は、ブリッジ内側1点のみでボルトで固定しています。ワンポイント方式ですが、今回新たにC.B.S(コア・ブリッジ・システム)を開発し、レンズを留めたままコアブリッジを取り外せる新機構を採用しています。
翼のようなトップバーがシャープで伸びやかな印象。フレームサイドの空間が立体感を生み出します。
ボトムバーの智の部分の斜めに切れ上がるデザインのまま、テンプルの合口、内側の丁番も斜めに統一されたデザインとなっています。智とテンプルの間から丁番の可能部の繋ぎ目が外から見えないように、隠すパーツが取り付けられています。
PROJECTION(プロジェクション)
現在のJAPONISMとは対極をなす、無駄を削ぎ落とした無機的フォルムは、普遍的な価値観とグローバルスタンダードを目指した、シンプルデザインを追求しています。
「良いものと長く付き合うことで得られる心の豊かさ(GOOD THINGS FOR LONGTIME)」をコンセプトとして考案されたオリジナル機構は、
消耗パーツを簡単に交換することが出来る構造を備えています。
※ PROJECTION:投影・・・新しいメガネのかたち、スタイルを投影していく。
重厚さとシャープさを意識してデザインされたメタルタイプ。
シンプルで無駄のないフォルムを実現する為に、通常あるブローバー上面のナイロール糸穴を無くしました。
また、今回から採用されているジャポニスムオリジナルパッドアームには、抜けにくさとフィッティングのしやすさに関して進化が加えられています。
NOSE PAD(ノーズパッド)
鼻の形に合わせて調整が出来るノーズパットは、しなやかな弾力性を生むβチタンを使用。
また、肌に直接触れるパッド部分に柔軟性がある新素材・ニュクレルを採用することで、肌への負担を和らげています。
自然な丸みを帯びたデザインは肌に痕がつきにくく優しい着け心地になっています。
RUDDER HINGE(ラダーヒンジ)
飛行機の方向舵に着想を得た、ネジを一切使わないオリジナル丁番機構。パイプを軸にしてバネ構造を持ったテンプルが90度回転。土台に使用される最先端素材・PEEK(ピーク)材は、航空宇宙技術でも使用され、金属の代わりになるほどの強度と耐久性があります。約2万回以上開閉されても絶妙なホールド感を失いません。
フレームの機能性の決め手「丁番(ヒンジ)」について解説します
JAPONISMの本当の魅力や良さは、掛けて頂かないとわかりません。
長野県南信地区では一真堂飯田本店のみが取扱い店となります。是非、お気軽にご来店下さいませ。皆様のご来店、お待ち致しております。