LENSレンズ
偏光レンズ|ポラテック
レンズを通して飛び込んでくる紫外線や照り返しによる反射光など、有害な光(雑光)だけを取り除き、目に優しい光だけを透過させる偏光レンズ。今や釣りのみならず、ドライブ、ショッピングやスポーツなどで人気を博していますが、レンズの特性上、デメリットもあります。今回はそのデメリットを解消できるHOYAの偏光レンズ「ポラテック」の特徴を解説します。
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ポラテックの特徴
①偏光フィルムの剥離の心配がない
一般的な偏光レンズはレンズとレンズの間に偏光フィルムを挟み込む製法に対し、ポラテックはレンズ表面に偏光膜をコーティングする製法なので、従来型のフィルム構造で起きやすかった剥離の心配がなく、レンズの厚みも従来品より薄く仕上がります。注意点として、コーティング製法のため傷や熱によりコートが痛み、偏光度が下がります。ただ、傷や熱によるコート劣化は一般的な偏光レンズにも同じことがいえますので、レンズ交換のタイミングは遜色ありません。
②フレーム選びの幅が広がる
ポラテックはレンズ表面に偏光膜をコーティングしているため、従来型のフィルム構造では不向きとされていたリムロンタイプやフチナシタイプ等のフレームも作成可能になります。フレーム選びの自由度が広がり、選択肢が増えるのでお好みのフレームで作成することができます。
③レンズのバリエーションが豊富
単焦点レンズから遠近両用レンズまで幅広く対応でき、しかもHOYAの最新設計でも作成可能です。通常のメガネレンズの設計がベースなので、普段用のメガネと見え方を変えたくない方にもおすすめです。レンズの薄さのグレードは薄型(1.60素材)と超薄型(1.67素材)をご用意しています。
また、カラーバリエーションも豊富でミラーコートも対応。(Brightカラーは除く)お使い頂く用途やフレームの色に合わせてお選び頂けます。
シチュエーション別のおすすめカラー
障害物が少ないゴルフ場では強い日差しを感じることも多いと思います。特に夕方の西日は、強い逆光の影響でボールの行方を追えないことも。ポラテックレンズは紫外線はもちろん、眩しさも防いでくれるので飛んでいくボールを追うことも可能です。また、地面からの照り返しの光をカットしつつ、芝生の陰影をくっきり見せてくれるのと、芝生のコントラストがくっきりと出るため、奥行きも強調されて距離が掴みやすくなります。
水面に照り返すギラギラとした強い光を遮る効果により、眩しさを感じることなく水中の様子をはっきり把握することが出来るため、魚が寄ってきやすいポイントにダイレクトにルアーや仕掛けを的確に投入できます。また、水面のウキも見えやすいので魚がかかった瞬間の見極めもしやすいです。
対向車のボディやガラスで反射した照り返しをカットできるので、眩しさが軽減し眼への負担を抑えられます。また、ダッシュボードに置いたものがフロントガラスに映りこむのも抑えられるため、視認性がアップします。ほかにも雨天時や曇天時の使用を考えられている方には、黄緑色のレンズがオススメです。眩しさを抑えながらも明るく見えるので、路面の水滴の反射といった光が抑えられ、必要な視覚情報を得ることができます。
従来の偏光レンズでは難しいとされていたことが可能になった「HOYA ポラテック」。
光に対する眼へのストレスを軽減してくれ、あらゆるシーンで活躍し、幅広くお使い頂けるので、ぜひ用意しておきたいアイテムです。
一真堂では専門のスタッフが用途に合わせてお客様にあったものをご提案させていただきます。