LENSレンズ
調光レンズ|センシティ・サンテックミスティ
メガネはフレームのデザインやレンズの色を変えるだけで、お顔の印象はもちろん、全体の雰囲気を変えてくれるアイテムです。しかし、外出時にメガネとサングラスの両方を持ち歩くのは荷物になりますよね。今回はそんな時に便利な調光レンズをご紹介します。
調光レンズってどんなレンズ?
紫外線(可視光線)に反応して屋外ではカラーレンズに、屋内では透明のレンズに変化するレンズを調光レンズと言います。一本でメガネもサングラスとしても使えるので、掛け替える必要がなくなります。また、白内障を引き起こす要因の1つと言われる紫外線をほとんどカット。太陽のまぶしさによる眼の疲れをやわらげてくれます。
どうして発色するの?
調光レンズはレンズ表面にコーティングされた調光層が光に反応して発色します。コートなのでレンズ全面にきれいに発色します。
調光レンズの特徴
大変便利な調光レンズですが、注意すべき点もあります。ここでは調光レンズの特徴とも言える注意点を挙げていきます。特徴を把握した上でお使い頂くことが大切です。
①色の変化に時間がかかる
色が変わるレンズですが一瞬で変わるわけではなく、透明な状態から色が濃くなるまでの時間が数十秒に対し、透明な状態に戻るまでは数分かかります。そのため、運転中にトンネルなど暗い場所に入った時はレンズに色がついた状態で視界の明るさが低下しますので注意が必要です。
②車内では思ったほど濃くならない
紫外線で反応するタイプの調光レンズはガラスに紫外線カットが施された車内では思ったより色が変化しません。さらに最近の車はサイドガラスも紫外線カットが施されているので、ほとんど変化しません。運転用でお考えの場合は紫外線+太陽光に反応するタイプがおすすめです。
③気温によって色の変わり方が違う
調光レンズの色の濃さは、紫外線の量だけでなく気温にも影響されます。気温が低いほどレンズの色が濃く変化しやすくなります。例えば夏場のビーチよりも、冬場のスキー場の方がレンズの色が濃く変化します。もちろん、気温の高い夏場でも色は変わりますが、日差しに対して濃さが足りない場合は、まぶしさをカットするためのサングラスを別途用意されるか、紫外線+太陽光で反応するレンズが良いでしょう。
④寿命がある
非常に便利な調光レンズですが、実は変色回数を重ねることで寿命に影響をおよぼします。
素材や使い方である程度左右されますが、一般的に十分な機能が維持できるのが3~4年程度と言われています。寿命が近づくと「色が購入当初ほど濃くならない」「ついた色が完全には戻らなくなる」といった状況が発生します。最終的に濃くも薄くもない中間的な色に落ち着いたサングラスになります。調光レンズの寿命を伸ばすためには、なるべく「必要のない変色をさせない」ことがポイントです。
おすすめの調光レンズ
HOYA SENSITY2(センシティ2)
「紫外線」に反応してカラー濃度が変化するタイプのレンズです。屋内ではほぼ無色、屋外ではディープカラーに色づきます。無色でも発色した状態でもしっかり紫外線をカットしてくれます。車内など紫外線の届かない場所では濃度が濃くならない場合があります。
~こんな方におすすめ~
①屋外での仕事(作業)がメインの方
②メガネとサングラスを一本で済ませたい
HOYA SENSITY DARK(センシティ ダーク)
「紫外線+可視光線(光)」に反応してカラー濃度が変化するタイプのレンズです。こちらは光にも反応するのでUVカットが施された車内でも発色します。また、室内でも周りの光に反応して薄く発色するのが特徴です。
~こんな方におすすめ~
①濃いカラーが好み
②車の運転もサングラスとして使いたい
HOYA SUNTECH MISTY(サンテック ミスティ)
サンテックミスティはSENSITY2(センシティ2)、SENSITY DARK(センシティ ダーク)と比べて濃度が薄めの調光レンズです。また、おしゃれを楽しめる色合いが男女問わず人気です。
~こんな方におすすめ~
①メイクやファッションに合わせたい
②濃いカラーよりも淡いカラーが好み
いかがでしたでしょうか?
非常に便利でアイケアも出来る調光レンズですがメリットがある反面、デメリットもあります。
一真堂では専門のスタッフが用途に合わせてお客様にあったものをご提案させていただきます。