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中近両用メガネとは?特徴やメリット・デメリットを眼鏡作製技能士が解説

  • 豆知識

目次

「中近両用メガネってどんなメガネ?」
「遠近両用メガネとの違いがよくわからない」
「パソコン作業が多いけれど、自分に合っているの?」

老眼が気になり始めると、遠近両用メガネだけでなく「中近両用メガネ」という言葉を耳にする機会が増えます。

しかし、実際にはどのようなメガネなのか分からないという方も多いのではないでしょうか。

中近両用メガネは、室内での仕事や作業を快適に行うために設計されたメガネです。

特にパソコン作業やデスクワークが多い方に選ばれることが多く、遠近両用メガネだけではカバーしきれない場面を補う役割があります。

この記事では、中近両用メガネの特徴やメリット・デメリット、向いている人について詳しく解説します。

【レンズの種類】累進レンズとはどんなレンズ?種類や注意点をまとめてみました

中近両用メガネとは?

中近両用メガネ

中近両用メガネとは、中間距離から近方までを見やすくするために設計されたレンズを使用したメガネです。

パソコン画面とデスク上の書類だけでなく、少し遠い距離のテーブル越しの会話や会議室での打ち合わせなど室内で使う距離を快適に見ることができます。

遠くを見るためのレンズではなく、「室内での見え方」を重視したレンズと考えると分かりやすいでしょう。

お家時間を快適にするメガネ〈料理・キッチンに最適な室内用レンズ〉

中近両用メガネが注目されている理由

遠近両用メガネ疲れる

近年はパソコンやスマートフォンを使用する時間が増えています。

また、老眼が始まる40代以降になると、携帯の小さい文字が見えにくい、書類とパソコンの画面を見比べるのが疲れると感じる方も増えてきます。

そこで注目されているのが中近両用メガネです。

室内で使用する距離を広く見やすく設計することで、仕事や趣味の快適性を高めることができます。

中近両用メガネのメリット

手元から数メートル先までが見やすい

中近両用レンズの種類

中近両用メガネは、手元だけでなく室内で使用する距離を広くカバーできることが特徴です。

パソコン作業中に書類へ視線を移したり、会話をする相手を見たりと、室内での視線移動が多い場面でも使いやすいレンズです。

読書やパソコン作業だけであれば近々レンズの方が快適な場合もありますが、室内で幅広い距離を見たい方には中近両用メガネが適しています。

また、上の画像のように中近両用メガネは使いたいシーンや見たい範囲に合わせて、ロングタイプやワイドタイプなどの設計を選ぶことができます。そのため、「仕事を快適にしたい」「室内で幅広く見たい」など、一人ひとりのライフスタイルに合わせた見え方を実現しやすいレンズです。

中間距離の視野が広い

遠近両用メガネよりも、中間距離から近方の視野を広く確保しやすい特徴があります。

見たい範囲を探す動きが少なくなるため、自然な視線で作業しやすくなります。

遠近両用メガネと中近両用メガネの違いとは?向いている人や選び方を解説

首や肩への負担を軽減しやすい

首や肩に負担がかかる

遠近両用メガネでパソコンを見る場合、見やすい位置を探して首やアゴを上げてしまうことがあります。

中近両用メガネは自然な姿勢で見やすく、首や肩への負担軽減につながる場合があります。

中近両用メガネのデメリット

運転には向かない

中近両用メガネは運転に向かない

中近両用メガネは遠くを見ることを目的としていません。そのため運転用として使用することはおすすめできません。

運転する時は遠近両用メガネか運転用の遠用メガネ、仕事や家では中近両用メガネと掛け替えて使うことをおすすめします。

屋外では使いづらいことがある

お家の中を中心に過ごされる分には、何不自由なく快適ですが、旅行や初めての土地などで遠くの看板や景色を見る際に見えづらさを感じることがあります。

こちらも遠用メガネか遠近両用メガネに掛け替えることですっきりと見ることができます。

1本ですべてをカバーすることは難しい

中近両用メガネで全てはカバーできない

上記の件に重なりますが、中近両用メガネは室内用として非常に優れていますが、外出や運転まで快適に行うのは難しい場合があります。

シーンに応じた使い分けも検討してみてください。

中近両用メガネが向いている人

事務職や経理職の人

事務職や経理職の人

書類やパソコン画面を見比べる機会が多く、コピーなど室内を動くことが多い職種の方に最適なメガネです。

そのほかには病院の看護師さんや医療事務、工場での作業や、プログラマーなど幅広い室内作業に向いています。

接客業の人

手元の商品とお客様の顔を頻繁に見る方にもおすすめです。飲食店やスーパーの品出しなど小売業の方にも向いています。

音楽や料理など趣味を楽しむ人

音楽を楽しむ人

楽器を演奏する方や料理などで近くを見る時間が長い方にもおすすめです。趣味の時間は室内で長時間、同じようなところを見ることが多いため、中近両用レンズが向いています。

中近両用メガネだけでなく使い分けも大切

中近両用メガネだけでなく使い分けも大切

老眼が進行すると、1本のメガネだけで全てを快適に見ることが難しくなることがあります。

そのため、以下のように用途に応じて使い分けることも必要になります。

  • 外出用:遠近両用メガネ
  • 仕事用:中近両用メガネ
  • 読書用:老眼鏡や近々レンズ

大切なのは「1本で済ませること」ではなく、「快適に見えること」です。シーンに合わせて最適なレンズ選びをするようにしましょう。

生活スタイルに合わせて「手元用メガネ」を選ぼう

レンズ選びはライフスタイルが重要

ライフスタイルに合ったレンズ選び

同じ年齢でも、運転が多い人、デスクワーク中心の人では最適なレンズが異なります。

中近両用メガネが向いているかどうかは、年齢だけではなくライフスタイルによって決まる部分が大きいのです。

ただし、中近両用メガネは、ライフスタイルに合えば非常に快適なレンズですが、すべての方に最適というわけではありません。

最適なレンズは、年齢や老眼の進行具合だけでなく、仕事や趣味、見る距離によっても変わります。ご自身だけで判断するのは難しいため、眼鏡作製技能士が在籍する眼鏡店で生活環境や見え方のお悩みを相談しながら、最適なレンズを選ぶことをおすすめします。

デスクワーク用メガネの必要性を解説!年代別でおすすめレンズをご紹介します。

まとめ|中近両用メガネは室内での快適さを重視したメガネ

中近両用メガネは室内での快適さを重視したメガネ

中近両用メガネは、パソコン作業やデスクワークなど、室内での仕事や作業を快適にするためのメガネです。

視野が広く自然な姿勢で見やすい一方で、運転や遠くを見る用途には向いていません。

また、老眼の進行やライフスタイルによっては、遠近両用メガネや近々レンズとの使い分けが必要になることもあります。

大切なのは「自分の生活に合ったレンズを選ぶこと」です。

室内で過ごすときの見え方に不満を感じている方は、中近両用メガネという選択肢も検討してみてはいかがでしょうか。

遠近両用レンズや中近両用レンズについてはこちらから

国家資格「眼鏡作製技能士」のいる『メガネの一真堂 飯田本店』

メガネの一真堂 飯田本店には、国家資格である眼鏡作製技能士が在籍しております。

お客様一人ひとりの目の状態や度数、ライフスタイルはもちろん、フレームとの相性やお顔へのフィッティングまで総合的に考慮し、最適なレンズ設計をご提案いたします。

特に中近両用メガネは、レンズ選びだけでなくフィッティングやアイポイント測定が見え方を大きく左右します。当店ではフレームを適切にフィッティングした上で、一人ひとりに合わせた正確な測定を行っております。

快適な視界で毎日のメガネライフをお楽しみいただけるよう、購入後の調整やアフターケアもしっかりサポートいたします。

また、視覚検査や見え方のご相談はいつでも無料で承っております。遠近両用メガネをご検討中の方や見え方にお悩みの方は、ぜひご予約のうえお気軽にご来店ください。

眼鏡作製技能士