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お家時間を快適にするメガネ〈料理・キッチンに最適な室内用レンズ〉

今は男女関係なく家で『料理』を楽しむ方が増えています。
休日は、お気に入りの料理サイトを見ながら豪華な料理やお菓子作りを楽しむ方や、SNSを見ながら釣ってきた魚をさばき、家族におもてなし…なんて趣味の「キッチン時間」を家で満喫したいという方もいらっしゃると思います。
そんなお料理が趣味の方に、キッチンでの時間がさらに快適になるおすすめのメガネをご紹介します。
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そもそも家でメガネは必要?

「家=リラックス時間」にメガネは必要なのでしょうか。
・外ではメガネをかけているけど、家ではある程度見えればいいからメガネをかけていない
・外用のメガネを家でも使っている
という方もいると思います。
しかし家の中で「遠くない距離」を見ているときにも、眼に負担はかかっています。ましてや、矯正しないまま過ごしていると、リラックスしているつもりが知らないうちに疲れが溜まってしまう心配もあります。

家で近くを見るときの眼のはたらき

お家時間では料理だけでなくテレビを見たりスマホやタブレットなど、リラックス時間に身体は休まっていても、知らず知らずのうちに眼は疲れていることもあります。
それは、近いところをみているときに眼に力が加わっているからです。
眼の水晶体の厚みを変えるときに使われる筋肉を毛様体筋と言います。人はこの毛様体筋を使って、遠くを見る時は毛様体筋がリラックスして水晶体を薄くし、近くを見る時は毛様体筋が緊張して水晶体を厚くさせ、ピントを調整しています。
近方を見る際、知らないうちに眼の筋肉を使っているということになります。

近方距離説明


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中近両用レンズとは

中近両用レンズ

中近両用レンズとはPCや読書、料理など、主に室内や中間距離をみることに特化したレンズです。
家で5メートル以上を見ることはほとんどありません。
室内で使うためのレンズですので、2~3m先から手元30㎝くらいまでを特に見やすくしてくれます。
また中近両用レンズは、室内でも主に読書など手元専用タイプと、室内全体が見える中間距離を重視したタイプの2種類あります。

室内用の中近両用レンズは、
★遠くの見え方…見えないことはないが、見える範囲が狭く少しぼやける
★中間の見え方…見える範囲が広く、目線移動でも歪みが少ない
★近くの見え方…見える範囲はやや広く、目線移動もしやすい
という特徴があるように、テレビをみたり読書をしたり、室内で過ごすのに最も適した設計のレンズです。

なぜキッチンで中近両用レンズがおすすめなのか

中近両用メガネ

キッチンで料理をする際、様々な距離を見る必要があります。
・食材を切ったり、皮をむいたりする
・賞味期限を確認する
・動画を見ながら料理する
・キッチンからテレビを見ながら料理する
・完成した料理をSNSにアップする
など、まさに近方や中間距離を連続してみることばかりです。


中近両用レンズは、中間距離から近方距離への視線移動がストレスなくおこなえ、くっきりとした視界をサポートしてくれます。

遠近レンズと中近レンズの違い

遠近両用レンズと中近両用レンズの違い

遠近両用レンズと中近両用レンズは何がちがうのでしょうか。
遠近両用も中近両用も、一枚のレンズで複数(多焦点)の距離を見えるようにすることは同じです。
大きな違いは、「どの距離の見え方範囲が大きか」ということです。
上記の画像のように、
遠近両用レンズ⇒遠方距離の範囲が広い
中近両用レンズ⇒中間距離の範囲が広い

ことが、大きな違いになります。
使用用途や場所、目的によって掛け分けることも出来ます。

さらに、下の画像のように見える範囲にもそれぞれの特徴があります。
遠近両用レンズは遠方重視の設計なので、遠方→中間→近方と下に向かって目線を動かすことによって、すべての距離を適した度数で見ることができます。しかし、一枚のレンズの中で度数変化が大きいので歪みは伴ってしまいます。
一方中近両用レンズは、中間距離と近方距離の範囲が広く度数変化も少ないので歪みもさほど感じることはありません。しかし、遠方の範囲はレンズの上部と狭く、運転など遠方を見るには適しておらず、室内専用のレンズとされています。

遠近両用レンズと中近両用レンズの違い

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中近両用メガネの選び方

①レンズの縦幅が大きめのタイプを選ぶ

中近両用メガネの選ぶ方

中近両用レンズは、中間と近方の視野を多くとった方が歪みも少なくなるので、レンズは縦幅の広いタイプを選ぶ事をおすすめします。
リラックス中にメガネを掛ける位置が少しずれても、視野が広ければ見え方に問題は起きずらいですね。

②軽量タイプを選ぶ

中近両用メガネの選び方

家で気楽に掛けたいメガネなので、軽量でフィット感のあるタイプを選びましょう。
今はオシャレで軽量なフレームがたくさんあるので、家でかけたくなるような気に入ったデザインを選ぶのもいいですね。

③フチありの丈夫なタイプを選ぶ

メガネフレームのタイプ

家ではメガネの掛け外しが多くなり、掛け外しが多いとメガネフレームが歪んだり、ネジが緩くなる可能性があります。
上記の画像のように、メガネフレームは4つに種類分けされます。メタルフレームやセルフレームのようなフチのあるタイプはフチなしフレームより、着け外しによる歪みが比較的少ないとされています。
お家で気楽にメガネを使用するために、フレームはフチありのタイプがおすすめです。
また、樹脂製の素材は軽量で丈夫なのでお家メガネに最も適しているでしょう。
※フチありのフレームも近方をみる時に、フレームが視界に入らないように①で紹介した縦幅の大きめなフレームを選びましょう。
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まとめ

いかがでしたか。
日頃のストレスから解放され、家では身体も心もリラックスしたいように、眼にも休息が必要です。
家で趣味を楽しむ為に上手に中近両用メガネを取り入れ、更に快適な「お家時間」を楽しみたいですね。
まずは、眼鏡専門店で「中近両用お試しレンズ」で快適さを実感してみてください。