長野県でのドライブ(運転)に有効的なサングラスは?特性に生かした選び方をご紹介します!
- レンズ
- 豆知識
目次
美しい山々に囲まれ、四季折々の絶景が広がる長野県。
しかしその雄大な自然は、時にドライバーの目に厳しい試練を与えます。
空気が澄んでいるからこそ降り注ぐ強い日差しや紫外線、雪道の強烈な照り返し、標高差による日差しの変化など地域特有の問題も。
また曲がりくねった山道や、予測不能な雪道での運転などによる視界不良は、思わぬ事故につながる危険性もあります。さらに、紫外線や照り返しは目の疲労を蓄積させ、集中力を低下させることも。
今回はそんな長野県で安全で快適なドライブを楽しむために、あなたの「眼」を守るサングラスの選び方やおすすめのレンズカラーなどご紹介します。
運転用のサングラスをご検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。
▶関連記事 「まぶしさ」から眼を守って快適な視生活!高機能カラーレンズの種類を用途別に解説します
運転にサングラスをかけるメリットとシーンによる使い分け

運転時に「サングラス」を装用することは、おしゃれやファッション目的だけではありません。
降り注ぐ日差しや路面からの反射光による眩しさを軽減しクリアな視界を確保することは、疲労を軽減し、集中力を維持する効果もあります。
また紫外線から目を保護することは、長年の運転による眼病のリスクを低減する上で非常に重要です。さらに、コントラストを高めるレンズを選ぶことで、道路標識や障害物をより認識しやすくなり、安全運転に繋がります。
また安全で快適なドライブのためには、
・日差しの強い日中
・雪道
・夜間運転
など、長野特有の環境を考慮したサングラス選びが重要になります。
▶関連記事 運転・運動・農業に最適なサングラス「TALEX(タレックス)」をご紹介します!
①晴れた昼間の運転(晴天時の眩しさ対策)

晴れた昼間の運転は、強い日差しによる眩しさや路面からの反射光などで視界が悪くなり、目の疲れや思わぬ事故につながる可能性があります。快適かつ安全なドライブのためには、下記のような適切な対策が不可欠です。
また標高の高い長野県は紫外線も強い為、UVカット率の高いレンズを選ぶことをおすすめします。
レンズカラー
おすすめレンズカラー…グレー、ブラウン系


晴れた日の運転には、視界が良好になるグレー系またはブラウン系のサングラスがおすすめです。
グレー系は自然な色合いを保ちつつ眩しさを抑えてくれます。ブラウン系はコントラストを高める効果があるので遠くまで見やすくしてくれます。
またグレーやブラウンカラーのサングラスは種類も豊富なので、たくさんのデザインの中から選ぶことができます。
可視透過率

眩しさを抑えるためには、適切な可視光線透過率のレンズを選ぶことも重要です。
一般的に、透過率が低いほど眩しさを抑える効果が高くなりますが、暗すぎると視界が悪くなるため、日中の運転に適した20~30%の透過率のものを選びましょう。
※日本産業規格(JIS)において昼間は可視光線透過率8%以下のレンズを使用することは禁止されています。
▶関連記事 【サングラス選びで知っておきたい基礎知識】可視光線透過率と紫外線透過率について
おすすめは偏光レンズ

偏光レンズとは、反射光などをカットし視界のギラツキや眩しさなどを軽減してくれるレンズです。
晴れた日の運転では、路面、ガラスなどの反射光による眩しさを大幅に軽減し、長時間のドライブも快適な視界を保つことができます。
しかし、濃度の高いカラーはトンネルでの視界が悪くなったり、カーナビやスマートフォンなどの液晶画面が見えにくくなるので注意が必要です。
▶関連記事 【サングラスレンズ】偏光レンズ、調光レンズの違いについて
②雪道での運転(積雪時の翌日など照り返し)

運転時に必要な情報の90%は眼から得られると言われています。雪道の運転では照り返しにより、その情報が邪魔され視界が悪くなります。
雪道でのサングラス着用は、積雪の翌日など強烈な照り返しなどの眩しさ対策やコントラストの向上など目の疲労軽減、紫外線からの保護といった多岐にわたるメリットをもたらし、安全運転を強力にサポートしてくれます。
特に長野県では、積雪や急な悪天候などの可能性が高い為、サングラスの助けが必要になる場面が増えます。
レンズカラー
おすすめレンズカラー…ブラウン、グリーン系


雪道での照り返しなど眩しいときには、自然に視界全体の眩しさを抑えてくれるブラウン系、コントラストの向上にはグリーン系がおすすめです。
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③夜間運転

夜間の運転では、対向車のヘッドライトや街灯などが運転時に支障をきたす場合があります。
またコントラストが低下しやすい夜間運転では、通行者や障害物などが分かりにくいことも。夜間運転では、安全をサポートしてくれる視認性のよいサングラスがおすすめです。
レンズカラー
おすすめレンズカラー…イエロー、オレンジ系


夜間運転などで眩しいと感じやすい、対向車のヘッドライト。最近の車はLEDのライトを使う場合が増え、眩しさを感じやすくなっています。LEDは青色系の光が強くなりやすいので、青色の眩しさを補色の作用(重ね合わせると打ち消し合う色)で抑えてくれるイエロー系やオレンジ系のカラーがおすすめです。
可視透過率
夜間運転では、明るさを確保することが最も重要です。
可視透過率が75%以上のものを選びましょう。また偏光レンズは、昼間の強い日差しの運転では効果を発揮しますが、夜間は反対に視界が悪くなり危険なため、注意が必要です。
※日本産業規格(JIS)において夜間は可視光線透過率75%未満のレンズを使用することを禁止されています。
夜間運転におすすめな『TALEX(タレックス)モアイレンズ』

「光の空気清浄機」とも言われる、反射光を極限まで抑える、「タレックス」。
そのタレックスの「モアイレンズ」は雑光カット率や可視透過率をサングラスより抑えることで、色が薄く日常的にも使いやすい偏光レンズです。
色の濃い偏光レンズでは、雑光カット率99%から90%になりますが、モアイレンズは20%。夜間運転ではそこまで雑光カット率は必要ないので、ヘッドライトを程よくカットしてくれるモアイレンズはバランスが良くおすすめです。
▶関連記事 夜間運転にサングラスをするメリットと注意点
④メガネ常用者へおすすめサングラス

メガネ常用者におすすめは以下のサングラスです。
・度付きサングラス
・クリップオンサングラス
・オーバーグラス
運転時だけサングラスをかけたい方や、運転時には専用の「度入りサングラス」を作りたいなど好みに合わせてサングラスを選ぶことができます。
以下の記事を参考にしてみてください。
▶関連記事 「度付きサングラス」の特徴や機能レンズなど使うシーンに合わせた選び方
▶関連記事 【オーバーグラス】メガネの上からかけるサングラス
運転用サングラスの取り扱いについて

運転用サングラスは、車のダッシュボートなどに入れっぱはしにしてしまう事があります。
特に夏場の時期、高温になる車内に入れっぱなしにしておくと、熱によってフレームが歪んでしまったり、プラスチックレンズは変形したりコーティングが変色したりと大きなダメージを受けてしまう可能性も。
暑い時期は、車内に入れっぱなしにしないよう注意しましょう。
▶関連記事 メガネ、サングラスを長持ちさせるお手入れ方法について
まとめ|適正なサングラスで快適なドライブをしよう

長野県で安全で快適なドライブを楽しむために、あなたの「眼」を守るサングラス選びは参考になりましたでしょうか?
「運転用サングラス」といっても、晴天時、夜間、雪道など天候や環境に合わせて用意し適正なサングラスをセレクトして使用することが重要です。
偏光レンズなどは専門店のサンプルで体感してから購入することをおすすめします。
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