メガネ、サングラスを長持ちさせるお手入れ方法をお伝えします
目次
みなさんはメガネのお手入れをどのようにされていますか?
「汚れが目立つようになったら拭く」なんて方はいませんでしょうか。
また、紫外線の多い現代では、季節問わずサングラスが必需品になってきますよね。
しかし、意外とお手入れ方法を知らないという方が多いのではないでしょうか?
お手入れの仕方によって、メガネやサングラスを長持ちさせることも出来るのです。
今回は、レンズをキレイに少しでも長く愛用するために、保管方法やお手入れ方法について詳しくご紹介します。
基本的なメガネ、サングラスのお手入れ方法
①水道水でほこりや汚れを洗い流す
まずは、メガネ全体についている汚れやほこり、ゴミなどを水道水で洗い流しましょう。
キレイなように見えても、目には見えないほこりや小さなゴミが付着していることがあります。
はじめにしっかり水道水で汚れを落とすことが大事なポイントです。
注意点
- 細かなゴミやほこりがついたまま拭いてしまうと、レンズに傷がついたり、コーティングが剥がれる原因になるのでやめましょう。
- お湯(40℃以上)で洗ってしまうと、こちらもコーティングが剥がれる原因になり、レンズの耐久性に大きく関わってしまいます。洗う時は、水で洗いましょう。
②メガネクリーナーか中性洗剤で洗う
水洗いし、濡れた状態のメガネにクリーナーを吹きかけます。クリーナーがない方は、洗面器やボールなどに水を張り、一般的な台所用の中性洗剤を1、2滴たらし泡立てます。その中にメガネを入れ、優しく揺らし洗います。
こびりついた汚れは、指の腹でゆっくり丁寧にのばしてレンズやフレームをこすり洗いします。
注意点
- 中性以外の洗剤(酸性やアルカリ性洗剤)は、洗浄力が強力なのでレンズのコーティングが剥がれたり、フレームを痛める原因になるので注意が必要です。
- 指の腹で優しく伸ばすようにしましょう。強くこするとコーティングの剝離に繋がります。
▼おすすめのメガネクリーナー
プラクリーン
除菌・帯電防止効果により、静電気の発生をおさえ皮脂・油汚れをつきにくくし、レンズを清潔に保ちます。
メガネのシャンプー
メガネにスプレーして、水で洗い流すだけ。こすり洗いも不要で、レンズをキズつけず、皮脂汚れが溜まりやすいフレームや鼻パッドまで、メガネをまるごときれいにします。レンズやフレームを傷めない中性タイプで、毎日、洗顔や歯磨きをするように手軽にメガネのお手入れができます。
③洗剤を洗い落とす
しっかり洗えたら、クリーナーや洗剤が残らないように、また水道水で洗い落とします。
そのまま拭き取れるクリーナーをお使いの場合は、洗い落とす必要がないので、柔らかいガーゼやティッシュなどで拭き取ってください。
注意点
- そのまま拭き取れるクリーナーを使用しティッシュで拭き取る場合、擦って拭き取ろうとすると、ティッシュの繊維が残ってしまうので、クリーナーにティッシュを軽く押し当て吸い取るようにしてください。
④拭きあげる
メガネ拭きや柔らかいガーゼハンカチなどで、拭きあげていきます。
フレーム部分の水分もしっかり拭きあげましょう。
キレイに拭きあげればピカピカのメガネになります!
注意点
- フレームを強く持ったり、ひらいてしまうとフレームが歪んでしまう原因になりかねません。持つ場所や過度な力がかからないように気をつけて拭いてください。
- せっかくキレイに拭きあげたレンズを素手で触らないように、注意しながらフレームの拭きあげをしましょう。
- クリーナーや洗剤、水滴が残ると、レンズに水やけが出来てしまうので、優しく丁寧に水滴が残らないように拭きあげてください。
定期的にお店でメンテナンスしてもらいましょう
自宅での基本的なお手入れ方法をご紹介しましたが、2、3ヵ月に一度くらいのペースでお店でクリーニングすることをお勧めします。
一真堂では、超音波洗浄機を使用し細かな汚れや頑固な汚れもしっかりクリーニングさせて頂きます。
またクリーニング以外にも、掛け具合の調整や、鼻パッド交換、視力や度数が変わっていないかなど、メガネライフをより快適に送れるように、各種の無料点検も一緒に行っておりますので、ぜひ定期的にお出かけください。
注意点
フレームの材質や、サングラスのレンズによっては超音波洗浄機にかけてはいけない種類があります。
ショッピングセンターなど、超音波洗浄機が設置してありセルフで洗浄する際には、気をつけましょう。
超音波洗浄機にかけてはいけないフレーム
- べっ甲フレーム
- 木製や革製、銀性フレーム
- その他天然素材のフレーム
- 長年使用しているフレーム
超音波洗浄機にかけてはいけないレンズ
- 偏光レンズ
- 傷やひびのはいったレンズ
メガネ、サングラスの保管方法の注意点
上記のようなお手入れをきちんとしていても、保管方法が正しくないと長持ちしません。
正しい保管方法で使用しましょう。
注意点
車内に置きっぱなしにしない
メガネ、サングラスのレンズは高温に弱い製品です。
特に夏場の車内の温度は60~70度以上になることもあるため、レンズにヒビが入ったりフレームが変形したりと、破損の大きな原因につながる可能性が高くなります。
使用しないときは、室内での保管がおすすめです。
ケースに入れず持ち運ばない
持ち運ぶ場合には専用のメガネケースに入れて持ち運びましょう。
直接カバンに入れたり、洋服の胸ポケットに差し込んだりすると、フレームやレンズに傷がついたり歪んでしまう可能性があります。
レンズに傷がつくと視界が悪く視力に影響することもあります。
また、汚れと違って傷はクリーニングなどでは元通りにならず新しく新調しないといけません。余計な出費を防ぐためにも正しい保管方法を心がけましょう。
メガネの修理について詳しく知りたいからはこちらから!
まとめ
メガネ、サングラスのお手入れ、保管方法についてまとめてみました。適切にメンテナンスされたメガネは長持ちします。
正しいお手入れ方法と正しい保管方法で、より快適なメガネ・サングラス生活を送りたいですね。