「度付きサングラス」の特徴や機能レンズなど使うシーンに合わせた選び方

普段メガネを常用している人がサングラスをかけようと思うと、コンタクトレンズを使用しサングラスをかけるか、メガネの上からサングラスをかけることしか選択肢はありません。
サングラスのレンズが度付きになれば、そんな煩わしいことをしなくても済むわけです。

メガネよりレンズサイズが比較的大きなサングラスは、サングラスの全面に度数が入っているので、メガネより視野も幅広くなります。
スポーツや釣りなどにおいては、ゴルフのスコア書きや釣りの餌付けなど近方が困るシーンも出てきますが、最近では遠近両用のサングラスもあるのでスムーズに行うことが出来ます。

まずは、自分の好みのデザインのフレームを選びましょう。
ここでポイントになるのは、用途や目的を考慮して選ぶことです。
ドライブ用ならレンズの大きめのタイプ、スポーツ用なら軽量でフィット感のあるタイプなど、用途に合わせてフレームをかけくらべてみることが大事です。

フレームが決まったら、視力測定をしてもらいましょう。
視力測定の際に注意したいのが、使いたいシーンを伝えること。実際に使う場面を考えて視力測定をして処方値を考えるので、必ず伝えるようにしましょう。また選んだフレームの相性も重要です。

視力が確定したら、レンズを決めます。
今やサングラスのレンズの種類は豊富にあり、レンズの機能性も充実しているので、レンズも用途に適したレンズとカラーを選ぶことが大事なポイントになってきます。

偏光レンズは反射光をカットするレンズです。
一般的なサングラスは光を抑えるだけですが、偏光レンズは、眩しさや照り返しなどの強い光のぎらつきを防いでくれるので、快適な視野を保つ事ができます。

調光レンズは紫外線や可視光線で変化するレンズです。
紫外線に当たると色が発色し、屋内など紫外線が当たらない場所ではクリアレンズに戻ります。メガネとサングラスを共有して使える便利なレンズです。

クリップオンサングラスとは、普段常用しているメガネにクリップで簡単に装着できるサングラスです。
外に出で少し作業をする時だけに使いたい方など、度付きサングラスにするほども使わないという方にお勧めです。価格帯も安価なものからあるのでお試しで使用してみることもできます。

遠近両用を常用している方にとって、「歪みが心配」「手元はクリアに見えるかな」など「度付きサングラス」に少し不安を抱いている方も少なくないと思います。
しかし、ゴルフのスコア書きや釣りの餌付けなど、遠近両用のサングラスはとてもメリットも多いのでお勧めです。
歪みが心配な方は、レンズのカーブを緩くするなど歪みかでにくい方法もあるので、詳しくは専門スタッフにご相談ください。

自然な色再現を提供してくれるグレーやスモーク系のレンズは、ドライブや釣りにおすすめです。
色の歪みを最小限に抑えるため、視覚の鮮明さを保ちます。

コントラストを高め、視覚の明瞭さを向上させてくれるブラウン、アンバー系のレンズは、ゴルフやフィールドスポーツなどにおすすめです。また、屋外活動などにもおすすめです。
長時間着用しても目が疲れにくい事が特徴です。

色の歪みを最小限に抑えつつ、自然な視界を提供してくれる、グリーン系のレンズは、アウトドアなどにおすすめです。
緑色のレンズは目の疲労を軽減し、快適な視覚体験を提供することがあります。