金縁メガネの最高峰18金(K18)フレームは何が良いの？検討している方必見！４つのメリットをお伝えします

2023.09.22

1 金フレームとは
2 メガネフレームに適した金
3 金フレーム４つのメリット
4 おすすめの金フレーム
5 まとめ

メガネフレームの素材は多種多様で一般的にチタンやセルロイド、アセテートなどが使われることが多いですが、金素材のフレームがあることをご存じでしょうか？
金と聞くと、ジュエリーを想像されるかもしれませんが、実はメガネフレームの素材としても非常に適しています。今回はどういった点が適しているのか、また金フレームのメリットを詳しくご説明させて頂きます。

金フレームとは

18金もしくは14金をメガネの素材に使用しているフレームを指します。モデルによりますが基本的に
フロント・テンプル・ネジに至るまで金で構成されています。
金と混ぜ合わせる金属の種類や割合を変えることでイエローはもちろんホワイト・ピンク・グリーン・ブラウンといった違った色味のゴールドもあります。
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メガネフレームに適した金

一概に金といっても14金・18金・24金などありますが、どの金がメガネフレームに適しているのかそれぞれの特徴を見ていきましょう。

14金(K14）

14金は金の含有量が18金より減りますが、18金や24金と比較すると強度があるためキズがつきにくく、変形しにくいという特徴からメガネフレームに向いています。しかし、金特有の輝きは24金や18金と比べると落ちるので輝きを求める方は18金がおすすめです。

18金(K18)

18金は、金の含有量が全体の75%を占めており、残りの25%は、銀、銅、パラジウム、亜鉛などの金属を調合し、メガネとしての耐久性やデザイン性を高めています。また、調合する種類によってイエローゴールド、ピンクゴールド、ホワイトゴールドといった色の違いが出せるため、メガネフレームに最適です。

24金(K24）

24金は、金の含有率がほぼ100％のものを指します。いわゆる、純金です。24金は酸化しないため変色することがなく、いつまでも美しく状態を維持できます。しかし、とてもやわらかいため、変形しやすくメガネのフレームの素材としては不向きです。

金フレーム４つのメリット

①腐食・錆びに強い

錆びとは酸化還元反応(主に空気中の酸素や水分に反応して起こる症状）によって腐食した状態を指します。一般的なフレームは酸化還元反応によって腐食や錆びが発生します。
一方、金は他の物質と反応しない金属なので酸化は起こりません。そのため、腐食・錆びに強く劣化しにくいため、永くお使い頂けます。

②メッキ剥がれの心配がない

一般的に金属系のメガネフレームは素材の上からカラーメッキを施し、フレームのカラーや艶の有無を出しています。永く使っていると汗や経年劣化によりメッキ剥がれが起こり、素材の下地が露出し、場合によっては金属アレルギーの方は反応してしまうことも。
金素材のフレームは表面はもちろん、中まで金の無垢になっているのでメッキ剥がれの心配がありません。金属アレルギーがある方も比較的安心です。

③ほとんどの修理が可能

フロントとテンプルをつなぐヨロイ(智）が破損してしまっています。

ジュエリーのサイズ直しや修理と同じでメガネフレームもほとんどの修理が可能です。一般的なフレームでは修理不可な箇所も金のフレームであれば修理することができる場合があります。注意点として破損時に万一、パーツを紛失した場合、修理は可能ですが別途パーツ代金が必要になります。

④満足感（ステータス感）

昨今の金の相場上昇に伴い、金フレームの金額も上昇しているのが現状ですが、上記でお伝えしたように長くお使い頂けるフレームなので、人生の節目、頑張ってきた自分へのご褒美、成功の証として特別感のある金フレームをご愛用頂くと愛着が沸くのではないでしょうか。

メガネの最高峰「鼈甲(べっ甲）フレーム」についてはこちら

まとめ

いかがでしたか？
昨今の金の相場上昇により金の価格が上がっているため、18金のフレームは高価ではありますが、一般的なフレームにはない魅力がたくさんあります。結果的に永く使える一生物です。
記念のタイミングや自分へのご褒美に金のフレームを永く愛用して、レンズ交換していくのも素敵ですね。
18金フレームの魅力をぜひ店頭で体感してみてください。