レンズの厚みが気になる遠視度数や老眼鏡度数の強い方必見!薄くスッキリさせる特殊加工「プラスメッツ」について解説
強度の遠視メガネ、度の強い老眼鏡において分厚くなってしまうレンズを薄くする特殊加工「プラスメッツ」をご存知でしょうか?
通常、レンズの厚みをできるだけ抑える解決策として、
- 極力小ぶりのフレームを選ぶ
- 高屈折率の薄型レンズを使用する
といった方法があります。
それでも度の強い方はどうしてもレンズに厚みが出てしまいます。
それ以外の効果の高い方法として、レンズの不必要な部分を削ぎ落とし必要な部分のみで作成するプラスメッツという方法があります。
この記事では特殊加工「プラスメッツ」を分かりやすく解説します。
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プラスレンズの特徴
遠視のメガネや老眼鏡に使用されるレンズは、中心が厚くフチに向かって薄くなる凸レンズ。
度数が上がるほど、その厚みが増していきます。
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「プラスメッツ加工」とは?
メガネフレームの形を計測し瞳孔間距離(左右の黒目と黒目の距離)を指定することで、必要最低限の厚みでレンズを発注→作成することができる特殊加工。
レンズが薄くなった分、メガネ全体の重量も軽く仕上がります。
よりプラスメッツの効果を高めるには・・・
- フルリムフレームを選ぶ(ナイロール、フチ無しフレームだと効果が小さい)
- 極力小さいフレームを選ぶ
と一層高い効果が得られます。
※度数の弱い場合やフレームが大きいと、プラスメッツの効果が小さかったり、そもそも効果が出ないケースもあります。
※ナイロールとフチ無しフレームは強度や構造上の問題から、コバ厚(レンズのフチの厚み)がフルリムよりも厚さが必要なため、効果が出にくくなります。
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まとめ
少しでもレンズの厚みを目立たなくスッキリさせたいという方は是非、プラスメッツをご検討ください。
国家資格の眼鏡作製技能士(メガネの総合エキスパート)が様々なメガネのお困りごとのご相談に対応させていただきます。