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メガネを掛けると耳の後ろが痛くなる人必見!その原因と対策を解説

メガネを掛けていると耳の付け根が痛くなってくることはないでしょうか?
我慢して掛け続けていると炎症や頭痛を起こしたり、鼻パッドあとがクッキリ付いてしまったりと、ストレスが溜まり健康上良くありません。
この記事ではその原因と対処法を解説。また耳が痛くなりにくいおすすめのメガネブランドをご紹介します。是非、参考にしてください。

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耳が痛くなる原因

①テンプルの曲げ位置が耳に合っていない

メガネ 耳痛い

テンプルとは耳に掛ける部分のパーツ
顔の大きさや耳の形は一人一人違います。曲げ位置が緩いとメガネがずり落ちてしまい、きついとテンプルが耳に食い込み痛みが出ます。
圧迫がなく、メガネもずり落ちない適切な曲げ位置でのフィッティングになっていることが理想です。

メガネ 耳痛い
メガネ 耳痛い
メガネ 耳痛い

②テンプルが顔幅に合っていない、テンプル先端の内寄せ角度が合っていない

左右のテンプルが顔幅より狭かったり、テンプルの先端が内側に入り過ぎていると耳の後ろが強く挟み込まれて痛くなります。
これはメガネのフィッティングの理想である、左右の耳、鼻の3点のバランスで掛けるという基本から外れた考えから起こります。どういうことかと言うと、テンプル幅を狭めて顔にキツく挟むことでメガネが ずり落ちないようにしようとしているためです。この場合、耳の後ろだけでなく、こめかみも痛くなってしまうことが考えられます。

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③お子様の場合、成長に伴う顔の大きさの変化から起こるズレ

メガネ購入時にきちんと合わせたフィッティングでも、成長期のお子様は成長と共にメガネが顔に対してキツくなり、耳に痛みが出ることがあります。

メガネのフィッティング

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フィッティングがキツ過ぎるメガネを掛け続けると起こる症状

①耳の後ろに炎症が出る

食い込むメガネによる圧迫で肌が炎症を起こします。あまりに酷いと血が出たりただれてしまい、メガネを掛けるのが苦痛になってしまいます。

②頭痛や肩凝り、眼精疲労

痛みからくる不快感やストレスから頭痛や肩凝りが起こります。また、レンズの位置がズレたり、目への負担が重なり眼精疲労も引き起こしてしまいます。

対処法

①メガネ店でテンプルの調整、フィッティングしてもらう

テンプルの耳への引っ掛かりを調整するだけでなく、フレームの歪み、テンプル幅、鼻パッド位置、ネジの緩みなど、全体のバランスの調整が必要となります。
自分で何とかしようとせず、お気軽に調整にお持ちください。

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②テンプルにカバーを付ける

テンプルが細かったり、硬い素材の場合は痛みが出やすいです。シリコン製のテンプルカバーを装着することでクッション性が高まり、耳への当たりが柔らかくなります。
ただしこれはフィッティングが適正な状態である場合に限ります。元々のフィッティングがキツ過ぎたりズレている場合はこのやり方は有効ではありません。痛みが和らぐどころか逆に増長させてしまいかねません。
このアイテムに関してはフィッティングの確認と共にお気軽にスタッフにお尋ねください。

メガネ 耳痛い
メガネ 耳痛い
シリコン製のチューブをテンプルに被せるだけです。

③軽くてしなやかなメガネに買い替える

軽くてしなやか、顔への圧迫や負担が少ないシリコンやチタン製のメガネフレームがおすすめ。機能性に優れていながらデザイン性も兼ね備えたお洒落ブランドが多数出ています。

メガネ 耳痛い

耳への負担が少なく、掛けやすいメガネブランド3選

①ラインアート シャルマン

独自開発された新素材「エクセレンスチタン」は、人とメガネが一体となるような究極の掛け心地を約束してくれます。
人間工学に基づきデザインされた美しいテンプルラインが、至高のフィット感とお洒落なデザイン性を両立させています。

ラインアート シャルマン
ラインアート シャルマン

▼ラインアート シャルマンの詳しい解説はこちら
ラインアート シャルマン

②アイクラウド

強くてしなやかな「ウルテム樹脂」でできたフレームは、軽くて顔への負担の少ない感動的な掛け心地。デザインもスタンダードからコンセプチュアルなモデルまで幅広くラインナップ。女性、男性、お子様から大人までお薦めできるビッグセラーブランドです。

アイクラウド
アイクラウド

③トマトグラッシーズ(子供用メガネ)

特殊樹脂製で壊れにくく、軽くてズレないフレーム構造。成長に合わせて調整可能なテンプルを持ちます。乳幼児から小学生はもちろん、10代後半までのお子さんに幅広く対応でき、デザインやカラーも豊富にラインナップしています。

トマトグラッシーズ
トマトグラッシーズ

▼トマトグラッシーズの詳しい解説はこちら
トマトグラッシーズ

※これらのメガネフレームは調整不要で耳への負担なく掛けられる訳ではありません。いずれのメガネも快適な掛け心地にするには適切なフィッティング(掛け具合の調整)が必要不可欠です。

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まとめ

メガネは一度合わせたらずっと同じ掛け具合がキープされる訳ではありません。ぶつけたり、経年変化による歪みや、成長などによってズレが生じて耳が痛くなる原因となります。
掛け具合を向上させるグッズやフィット感が軽いフレームも販売されていますが、やはり基本はどんなメガネでも適切なフィッティングがされていることが重要。
メガネによって起こる耳の痛みは和らげることが可能です。我慢せずお気軽に調整にお持ちください。

認定眼鏡作製士