「セルフレームのツヤ回復」白く変色して光沢が無くなってしまったメガネの対処法を解説
セルフレーム(プラスチックフレーム)を使用していると、少しづつツヤが無くなり白っぽくなってしまった・・・という経験をされた方は多いと思います。
煤(すす)けてしまったフレームはパッと見、古びた感じがして不衛生な印象すら人に与えてしまいます。
この記事ではその原因と対処法を解説します。
ツヤが無くなり、白化する原因
使用年数が多くなるほど、素材自体の経年劣化と共に、毎日の着け外しによる擦れから小傷の蓄積によりツヤが無くなっていきます。
また、白くなっている部分をよく見ると、「鼻当て」「テンプルの内側(特に耳に掛かる部分)」などの主に肌に当たる箇所が白くなりがちです。
これは「汗」「皮脂」「整髪料」などが原因で素材を劣化させるからです。
▼関連記事
メガネの「ロウ付け修理」その破損、修理で直ります!破損事例や注意点を解説。
「メガネの消耗パーツ」意外と知らない?交換可能なメガネの部品について解説
防ぐことはできるの?
完全に防ぐことはできませんが、毎日のこまめなクリーニングや丁寧な扱いにより、劣化を遅らせることは可能です。
- 外したメガネは無造作にそのままポケットやバッグに入れたり等、雑に扱わずケースに入れる。
- メガネを外したらその都度、柔らかい布やセリート(専用メガネ拭き)で汗を拭き取る。ティッシュなど粗い素材の物で拭くと、逆に小傷を付けてしまう事になるので注意して下さい。
- 毎日でなくても、できる限りクリーナー等を使い、しっかりクリーニングを行う。
▼関連記事 自分で出来る簡単なクリーニング法
メガネ、サングラスを長持ちさせるお手入れ方法。
※肌に当たる箇所が痛くなる位に深いヒビ割れを起こしているフレームはツヤを出せません。
傷んだ部分のパーツを交換するか、新しくメガネを新調することをお勧めします。
▼関連記事
メガネのパーツ(部品)の名称とリムの形状による印象やデザインを解説
ツヤを復活させる方法、修理専門メーカーにて行う本格的な研磨
綺麗にツヤを復活させたい場合は、修理専門メーカーでの修復研磨をお勧めします。
世界3大メガネ産地「福井県 鯖江市」にある、提携するメガネ専門修理メーカーにフレームを送り、熟練の職人が作業を行います。新品並に光沢が復活します。
料金、納期等はメーカー見積もりになります。お気軽にスタッフにご相談ください。
↓
↓
▼関連記事
【鯖江製メガネブランド】日本が世界に誇る鯖江産メガネと人気ブランド6選を解説
まとめ
セルフレームはメタルフレームと違い、白く変色したりツヤが無くなることで、途端に見た目が悪くなってしまいます。
日々のこまめなお手入れと丁寧な扱いで劣化の進行を最小限に抑えましょう。
また、実際にツヤが無くなってしまっても光沢を取り戻すことは可能です。セルフレームは研磨することができるということがメリット。
毎日掛けているとその変化に気付きにくいと思いますが、使用開始から1年位経ったらご自分のメガネを客観的に見てみましょう。
フレームが白く劣化してきたと感じたら是非、お気軽に相談にお越しください。