上品な存在感漂う「バッファローホーン」の魅力を徹底解説します!
目次
メガネが好きな方なら、一度はかけてみたいと思う「バッファローホーン」。
その風合いはべっ甲のような艶やかさもありながら、自然素材の温かみもある上品な存在感が漂います。
それでいてべっ甲より安価で購入できるのも、バッファローホーンの魅力のひとつです。
今回は、意外と知らないバッファローホーンの魅力について解説します。
バッファローホーンとは
素材
『バッファローホーン』とは、色々な種類の水牛の角の総称です。
水牛は南アメリカ、アフリカ、中東やアジアなど世界各所に生息しています。
メガネのフレームとして使われるバッファローホーンは、主に家畜としてアジアやアフリカで飼われているものが多いと言われています。
水牛との歴史
もともと農業や牧畜の目的として大昔から人間と共に生活してきた水牛。
今でも日本や東南アジアの一部では、農業の欠かせないパートナーとして活躍しています。
その水牛の角は、昔から加工品として櫛やボタン、印鑑や彫刻品、日本刀の部品など多岐にわたり、身の回りの様々なものに用いられてきました。
なぜ家畜の角が使われるのか?
激しい自然環境の中で生息する野生の水牛は、群れで行動することが多く、そのためひどく傷ついてしまい品質に影響するので、製品として適さないと言われています。
高品質なバッファローホーン
西インドやネパール産のバッファローホーンは、高品質とされています。
また、西インド産の「ババラスアルニ」という水牛の中でも、ごく少量しか取得できない『ホワイトホーン』は最も美しいと言われています。
天然素材のランク
メガネフレームに使用されている天然素材として、バッファローホーン(水牛の角)、べっ甲(たいまい(ウミガメの甲羅))、シープホーン(羊の角)、木製フレーム(竹や木)などがあります。
価格帯のランクとして
べっ甲▷バッファローホーン▷シープホーン▷木製フレーム
とされています。
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特徴と魅力
①熟練職人による手作り
よくあるメタルやプラスチックのメガネフレームのほとんどが、機械によって製造されます。
バッファローホーンは、熟練の職人がほぼ100%手作りで作製しています。色合い選びから始まり、硬い角を切断し、暖めながらプレスし、やすりをかけたり削ったり研いだりして、形成されていきます。
一頭一頭色も形も違う角を、熟練職人による技術や経験、感覚から逸品を作りだしています。
②究極のかけ心地
バッファローホーンの素材の自然な表面により、かけ心地が非常に良いことも大きな特徴です。
またバッファローホーンの比重が低く軽量で、丈夫という点も最大のメリットになります。
③アレルギーがおきにくい
自然の素材であるバッファローホーンは並外れて肌に優しいので、接触アレルギーなどおきにくいとされています。
敏感肌の方にも安心して使用していただけます。
④ワンランク上のおしゃれメガネ
見た目がべっ甲フレームのような調和のとれた色合いで、少し遊び心のあるバッファローホーンは、まさにワンランク上の『上級者フレーム』ともいえるでしょう。
どんなファッションにも合わせやすく、おしゃれの仕上げとしても最適です。
さらに、肌に優しく滑かで軽量フレームなうえ、かけ心地もよいのでステータスとして愛用することができます。
より永く愛用するために
天然素材のバッファローホーンは、水分や湿気、乾燥などを苦手とします。
入浴やサウナなどの際は外し、雨などに濡れてしまう事のないよう気をつけましょう。
また汗や皮脂、整髪料などの汚れにより劣化する可能性があります。
メンテナンスで超音波洗浄機にかけることができません。薄めの中性洗剤ですすぎ洗いするか、柔らかいガーゼなどで優しく拭いてあげましょう。
まとめ
いかがでしたか?
天然素材のバッファローホーンは、べっ甲のような艶やかさもありながら、自然素材の温かみもある上品な存在感が漂い、ワンランク上のおしゃれメガネとしても永く愛用できる一本です。
まずは、良さを体感しにお店にお出かけください。