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補聴器の調整(フィッティング)はなぜ必要?聞こえを快適にするために

補聴器は購入してすぐに以前のように何でも聞こえるようにはなりません。
何年も何十年もかかって聞こえが落ち、静かな世界にいた人が、補聴器をつけたとたんに正常な音が聞こえたらどうでしょう?
鳥や動物の声、雑音・騒音までみんな聞こえます。ましてや食器の当たる衝撃音やトイレの水洗の音など、すさまじい音量に感じ、うるさくて補聴器をつけていられません。
その音量や音域をひとりひとりに合わせることを「調整(フィッティング)」と言います。
今回は補聴器の調整について解説していきたいと思います。

補聴器の調整、3つのポイント

①利得調整

難聴の聞こえは進行するほど小さい音が聞き取れなくなります。この小さい音を聞き取ることができるように音を大きくすることを「利得調整」と言います。

②最大出力制限

音を大きくすると今まで聞こえなかった雑音うるさく感じる、音が響いて聞き取りにくいなど不快に感じる音が出てきます。その不快に感じる音を必要以上に出さないように制限することを「最大出力制限」と言います。

③音質調整

聞こえのバランスを整え、聞き取りやすい音にすることを「音質調整」と言います。

以上の3つの調整をすることで、補聴器の音をひとりひとりに合わせます。きちんと調整されている補聴器は聞こえがスムーズです。

補聴器は購入後からの約3か月間の調整が大切

最初にお伝えした通り、購入したばかりの補聴器は音がうるさく感じてしまうことが多いため、音を抑えて調整する場合がほとんどです。その後、何度か調整をし、2、3か月かけて徐々に補聴器に慣れていくように上記の3つのポイントに留意しながらサポートしていきます。

1回目の調整(購入初日から1週間程度)

聞こえ方は人によって千差万別、一人一人皆違います。同じ音でも受け取り方が異なります。最近の補聴器には、騒音制御や大きな音・小さな音だけを入りにくくする機能も備わっています。
これらの機能を駆使して、聴力測定の数値を基準として、低い音から高い音まで数種の聞こえ方を提示し、音量や音質を変えながら、一番聞きやすいものを選びます。

2回目以降の調整(1週間から3か月程度)

その後すぐに違和感や我慢のできにくい事が判明すれば、当然すぐに対処しますが、問題なければ1~2週間はこの聞こえ方を実際の生活で体感します。少し慣れてくると、自分でもいろいろ分かってきて、ここをこうして欲しいという要望がより具体的になります。
そこで改めて再度調整します。抑えていた音を少しづつ大きく設定していったり、要望の音を聞き取りやすく調整していきます。
これを何度か繰り返して、2~3ヶ月で安定した聞こえ方が出来上がり、当面の調整は完了します。ただし、加齢の進行とともに聴力も変わるため、調整はずっと続いていきます。

補聴器

補聴器の付き合いはお店とずっと続く

このように補聴器はご購入後のお店との長い、良好なお付き合いが肝要になります。
一真堂では補聴器の貸出を無料で行っております。はじめての補聴器は高額な買い物のため不安に思われると思いますが、ご自宅で体験していただき、補聴器のある生活の豊かさを実感していただきたいと思います。
またご自分にはどんな補聴器が一番合っているのか、きちんと使いこなせるものなのか、生活が改善され、買ってよかったと心から喜べるか。ぜひ、お店にてご体験下さい。

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